無添加、手づくり、グルテンフリーを徹底し、健康志向や小麦アレルギーを持つ方々に嬉しいレストラン。お客さんの約9割が女性で、遠方から訪れるアレルギーを持つ方や、ナチュラルワイン愛好家からも支持を集めています。オーナーの引間さんは2009年から15年間、当時世界初の「米粉パスタ専門店」を荒川区で経営。その経験を活かし、多様なグルテンフリー料理を提供する専門店として新たにオープンしました。メニューは美容や健康を意識する人々が安心して楽しめるものばかり。食材は国産で生産者の顔が見えるものに徹底し、種まきや畑の見学にまで赴いて生産者との信頼関係を構築。グルテンフリーを「食のバリアフリー」と捉え、「自然食・無添加＝美味しくない」というイメージを覆す美味しい料理を提供し続けています。
■オーナーインタビュー
―飲食店経営を始めようと思ったきっかけは？
元々IT企業に勤務しており、飲食業界自体はアルバイトすらしたことがありませんでしたが、小麦の価格高騰、小麦アレルギーの増加、そして日本の食料自給率の問題意識を感じ、当時は現在ほど流通していなかった米粉に着目したことがきっかけです。
―オープンから今までで一番苦労したことは？
昨年12月に第一子を出産したため、産前産後に開店準備をするのが何よりも大変でした。現在も子育てをしながらの店舗経営に大変さを感じています。
―地域とのつながりは？
「1階のテナントに入らないか」と2階のバーのオーナーが誘ってくれました。実は以前のお店のお客さんなんです。また、10月に行われたあだち区民まつりに初出店しました。原材料の一部として「あだち菜」も積極的に活用しています。（オーナー　引間みずきさん）

ドライフラワーが彩るこじんまりとしたおしゃれ空間。カウンター横の壁にはレモンやジンジャーなどの自家製シロップがずらりと並び、その種類の多さに驚きました。写真の「前菜の盛り合わせ（1,500円）」はディナー1番人気だそうで、お店おすすめの前菜5〜6品がワンプレートに。農家直送の有機野菜や醗酵食品を使用した満足度◎のプレートです。