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埼玉で農業やってます。

石田純一さん公認のものまね芸人・小石田さんは、 埼玉生まれの埼玉育ち。現在YouTubeチャンネルにて、 実家の畑「小石田農園」を舞台に農業を楽しむ様子を発信中。 そんな小石田さんに野菜づくりの魅力やご自身について、 さらに野菜づくりのアドバイスもうかがいました。

小石田純一と秋野菜づくり

埼玉 埼玉 |2025年07月29日

小石田純一と秋野菜づくり

気軽に楽しく。「Let’s農業!」を合言葉にトレンディな農園生活を配信中!

芸人活動のかたわら、さいたま市の実家で「小石田農園」を営む小石田純一さん。きっかけはコロナ禍で芸能の仕事が減って実家の畑を手伝うようになったことから。ひょんなことで始めた農業ですが、「少しでも美味しく野菜を食べたいし、皆さんに美味しく食べてほしいと思うようになりました」と心境の変化を語ります。取材した7月には、キュウリやナス、ミニトマトなど夏野菜が次々育ち、その成長の早さに収穫が追いつかないほど。まだまだ初心者で…、と謙遜しつつ、農園で実った新鮮な野菜を見せてもらうことができました。採れた野菜は直売所で販売しており、売れ行きも好調とのこと。
この秋に向けては、サツマイモやサトイモの栽培に力を入れています。「サツマイモはツルを返しながら、サトイモは草を取りながら気長に育てます」と説明。特にサトイモは、子どもの頃に茹でて醤油をつけておやつに食べた思い出の味だそう。
 農業と芸能という二足のわらじをはく小石田さんですが、劇場では自身が育てた野菜を販売した経験も。「みんながTシャツを売る中で、僕だけ野菜を売りました。劇場初だと言われましたが、たくさん売れて嬉しかったです」と笑顔を見せます。「農業はこれからも続けるし、芸能人として埼玉での活動も広げていきたい。埼玉のテレビやラジオ番組でレギュラーを持つことが夢ですね」と意欲を語ってくれました。
「野菜を自分で育てて食べるのは格別な体験。家庭菜園は気軽に始められるので、ぜひ挑戦してみてください」

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    農園でとれた旬の野菜をお安く提供!大人気です。
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    「毎日やってるので」と慣れた様子で玉ねぎをカット。
  • あなたは野菜づくり、どこからはじめる?

    ■自宅の庭|難易度★★★
    メリット:家から近く、毎日のお世話がしやすい
    デメリット:準備や片付けを自分ですべてやるのが大変
    適した野菜:白菜、大根、ブロッコリーなど

    ■プランター栽培|難易度★★
    メリット:ベランダや玄関先など、省スペースで可能
    デメリット:土が乾きやすく、水やり頻度が高くなる
    適した野菜:小松菜、ラディッシュ、リーフレタスなど

    ■貸し農園|難易度★★★★
    メリット:広さが確保でき、本格的な栽培が楽しめる
    デメリット:通う手間がかかる、費用がかかる
    適した野菜:キャベツ、にんじん、里芋など

    ■キッチン菜園|難易度★
    メリット:天候に左右されず、虫も少ない デメリット:日照不足になりがち
    適した野菜:豆苗、スプラウト、バジル、三つ葉など
  • 小石田純一おすすめ! 育てやすい野菜

    ①ブロッコリー|自宅の庭・貸し農園・プランター
    毎年ちゃんと収穫できているので、育てやすいんだと思います。
    ※植えつけ時期:8月下旬~9月中旬(ジャストタイミング!)

    ②サトイモ|自宅の庭・貸し農園・プランター
    ゆっくり成長するので落ち着いて育てられるし、保存がききます。
    ※植えつけ時期:4月~5月(来年どうぞ!)

    ③大葉(しそ)|自宅の庭・貸し農園・プランター・キッチン
    育てる必要もないくらい、勝手にあちこちで育っています。
    ※植えつけ時期:4月下旬~6月中旬(室内なら年中いつでも!)
小石田純一
埼玉県さいたま市出身。ニュースタッフプロダクション所属。石田純一さん公認のトレンディなピン芸人。趣味はサッカー観戦(特にRB大宮アルディージャ)。特技は50音トレンディ。スキー(一級)。

1日農業体験OK!「少しだけやってみたい」という方に、収穫や畑づくりなど、 農業を体験できるスポットをご紹介

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    ベジガーデン蓮田

    地元で愛される人気の農園。この秋からはさつまいも掘り、ハクサイ、ネギ、ブロッコリーの収穫体験を開催予定。野菜づくりに興味をお持ちのボランティアの方も募集中とのこと。
    048-796-5592/蓮田市根金502-4 436lotus@gmail.com
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    平野観光農園

    10月頃から秋の収穫体験として、さつまいも堀りとキウイフルーツ狩りを行います。また併設の平野農園では、夏と秋の2シーズンに採れたての新鮮野菜を直売しているそう。
    048-771-2667/上尾市菅谷308/開園期間(予定):夏6/7~8/13、冬10/8~12/30、10:00~16:00
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    なないろ園芸

    季節に応じた野菜や果実の収穫体験ができる農園。1年間を通して営業しており、その時々でアスパラ、玉ねぎ、大根など旬の野菜や果実の収穫体験を楽しむことができます。
    090-5437-2623/三郷市栄5-182/13:00~16:00/木、金、土のみ営業(要予約)
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    春日部野口農園

    豊かな自然に囲まれた農園。現在はブルーベリー狩りを開催中(8月下旬まで)で、春にはイチゴ狩りを楽しめるそう。ほか貸切のBBQやピザ作り体験、様々な動物たちとの触れ合いも。
    080-4357-0096/春日部市立野724-1/9:00~16:00(問い合わせ/8:00~17:00)

貸農園で露地栽培にチャレンジ!
「庭はないけど、広い場所で野菜を作ってみたい」 という方は、貸し農園がおすすめです。

  • 市民農園(行政運営)

    自治体が運営し、比較的安価で区画を借りられるのが魅力。地域住民の交流の場にもなり、初心者向けの講習会を実施しているところも。募集情報は市役所のHPや広報誌などでチェック。
  • 民間会社の貸し農園

    道具や苗、指導員付きなど、手ぶらで始められるサービスが充実。料金はやや高めですが、手軽さとサポート体制が魅力。見学可能な農園も多いので初心者にも安心。

夏の疲れに!大葉を使った 疲労回復レシピ

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    大葉とカリカリ梅とレンジ炒り卵のライスロール

  • 材料(2人前)
    ごはん……………300g
    カリカリ梅……粗みじん切り2個
    卵…………………2個
    砂糖………………小さじ1
    塩…………………ひとつまみ
    ごま油…………小さじ1
    白ごま…………適量
    大葉………………6枚
  • ①耐熱皿にごま油を敷き、卵・砂糖・塩を混ぜてふんわりラップをして電子レンジ(600W)で約1分半~2分加熱、ほぐして炒り卵にする。
    ②ごはんにカリカリ梅と白ごまを混ぜ合わせる。
    ③ラップの上に大葉を広げ、②のごはんと炒り卵をのせて、軽く握って形を整える。