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工場見学に行こう!
身近で体感!地元の学びスポット「足立清掃工場」
足立区西保木間 | 東京 |2025年03月04日
私たちの生活になくてはならない清掃工場。ごみの処理をするだけではなく、焼却時に発生する熱エネルギーを発電や熱供給に有効活用し、二酸化炭素の排出削減に寄与しています。工場見学では、自分たちが出したごみがどんなふうに処理されるのか、またそこで生まれるエネルギーが地域に還元される様子など、無駄のないエコサイクルを学ぶことができます。実際に大量のごみを見ることで「ごみの量を減らそう」という意識になる方も多いそう。ぜひ家族みんなで訪れてごみについて学んでほしい場所です。
毎年多くの足立区の小学校や住民の方が足立清掃工場の工場見学に訪れています。また年に2回、足立区の住民代表の方々に向けて足立清掃工場の操業状況を報告し、地域に広く情報公開をしているそう。今回、お話をうかがったのは副工場長の鈴木剛士さん。「焼却炉が安全に稼働し続けるように設備のメンテナンスや点検を正確に行うことは大変です。でも区民の皆さんの快適な生活の環境づくりに貢献できることは、とても嬉しくやりがいを感じています。」とのことでした。
見どころ
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見どころ①|大迫力のごみバンカ・ごみクレーン
ごみ収集車で運ばれてきたごみは燃やすまで「ごみバンカ」にためられます。 ごみバンカには巨大なクレーンがあり、ごみをかき混ぜ均一化して焼却炉に投入。ごみバンカ内の空気を焼却炉内に送り、臭気成分を焼却・分解しています。 -
見どころ②|普段見られない中央制御室や分析室
中央制御室ではごみバンカや焼却炉など各設備の運転操作と監視を行います。各設備から制御用コンピュータに常時情報が送られ、モニターで清掃工場全体の運転状況を把握することができます。分析室では薬剤や機械を使用し、排水や焼却灰を分析します。 -
見どころ③|熱の有効利用について学べる
ごみを燃やすときに出る熱を利用して作った蒸気の力でタービンの羽根を回転させ、電力を発生させています。作られた電気は施設内で利用するほか、売却しています。また、熱により高温水を作り、スイムスポーツセンターなどに無償で提供しています。 -
見どころ④|環境に配慮した試み
建物の屋上ではツツジを植栽。緑化を推進して、ヒートアイランド対策を進めています。また排ガスや排水は、いくつもの公害防止設備できれいにしてから工場外に出しているそう。ほか外周にはタイルモザイクがデザインされており、ちょっとした撮影スポットにも◎
足立清掃工場
足立区西保木間4-7-1/03-3859-4475/見学時間 1時間30分程度(月に1回、指定日に見学可能)/入館料 無料/詳しくは東京二十三区清掃一部事務組合HPにて要確認
足立清掃工場