巻頭特集FEATURES
2025 NEW OPEN
【横浜】ARIFT読者が選んだ注目の2025年オープンのお店
| 神奈川 |2025年12月18日

ARIFTの人気企画を振り返り♪ 地域の新店を紹介する『NEW OPEN』コーナーから、今年1年間で読者の皆さんの注目度が高かったお店ベスト5を発表。さらにトップ3のお店を深掘り紹介します。
ARIFT調べ(2025年1~10月号までの「NEW OPEN」に掲載した各店舗のQRコード読み取り数をもとに、弊社独自のポイント制でランキングしています)
5位|ITALIAN RESORT PERTICA 港北ニュータウン店(7/28 OPEN・港北ニュータウン)
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ITALIAN RESORT PERTICA 港北ニュータウン店
045-910-1235 /足横浜市都筑区中川7-1-9/市営地下鉄センター北駅より徒歩3分/10:30~23:00(L.O.22:00)/無休
4位|IKEA横浜ベイクォーター(3/14 OPEN・横浜)
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IKEA横浜ベイクォーター
050-4560-0494/横浜市神奈川区金港町1-10 横浜ベイクォーター4F/横浜駅きた東口Aから歩道橋「ベイクォーターウォーク」徒歩3分、横浜駅東口からポルタ、そごう2F経由で徒歩7分/11:00~20:00
3位|galbe yokohama 新横浜店(2/6 OPEN・港北区)
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galbe yokohama 新横浜店
大倉山で誕生した焼き菓子専門店が新横浜に出店。手づくりのクッキーやスコーンなど、ギフトにもぴったりの焼き菓子を駅直結で気軽に購入できます。新横浜という土地柄もあり、「横浜らしい手土産を探している」というお客様にも評判。大倉山本店では、ハロウィンの時期に子どもたちへお菓子を配ったり、地域のお祭りへの参加したりするなど開店当初から地域とのつながりを大切にしており、最近は市内百貨店の催事やマルシェにも積極的に出店しています。
■インタビュー
―お店の人気商品は?
「猫のうたたね クッキー缶」“気ままに眠る猫の、のんびりした午後”をイメージしたオリジナルデザイン缶に、ディアマンクッキーを詰め合わせました。売上の一部は保護猫活動の支援に充てています。
―やりがいはどんなところ?
「手土産にすると必ず喜ばれる」と言ってくださるお客様の声。 -
年末年始のお楽しみ企画&魅惑のワンポイント!
和栗のシュトーレンをはじめとしたクリスマス限定の焼き菓子。お年賀向けの特別なギフト商品の販売も予定しています。
来年2月にみなとみらいエリアへの出店を計画中。詳細はSNSをチェック!
2位|Gelateria Nicolita(3/28 OPEN・都筑区)
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Gelateria Nicolita
「地産地消×本格イタリアンジェラート」の専門店。都筑区で長年暮らし、子育てをしてきたオーナーの髙橋さんが「地元への恩返しがしたい」とオープン。横浜市内でも有数の都市型農業が盛んな都筑区産の新鮮な野菜や果物をふんだんに使用し、毎日手作りしています。長年会社員として常に“数字と向き合う仕事”をしてきた髙橋さん。たまたまジェラートの製造工程を知る機会があり、「使用する砂糖の種類や糖度を細かく調整しながら美味しさを設計していくスイーツ」に強く惹かれたそうで、数値管理やロジックを大切にしてきた働き方とジェラートづくりの緻密さの相性が良いと感じたことが開業を考える大きなきっかけに。
■インタビュー
―やりがいはどんなところ?
新しいことを生み出すのが大好きなので、毎週のように新しいフレーバーを開発しています。お客様に喜んでいただける様子を直接見られることが、何よりのやりがいです。
―お店の人気商品は?
「これを食べると、もう他のミルク味には戻れない」と評判の『プレミアムハニー&ミルク』のほか、仕上げに胡椒などのスパイスをかけて食べるお食事風ジェラートの『小松菜チーズ』など。 -
年末年始のお楽しみ企画
冬のフルーツやスパイスを使ったフレーバーを予定。さらに、ジェラートを全国へ届けられるオンラインショップもオープン予定なので、遠方にお住まいの方やご家族・ご友人へのギフトにも。
1位|壹尺珈琲(イチシャクコーヒー)(7/24 OPEN・保土ケ谷区)
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壹尺珈琲(イチシャクコーヒー)
カフェと焙煎所の魅力を融合させたようなお店。ご夫婦で上星川に暮らしているなかで「ふらっと寄れるコーヒースタンドが欲しい」と感じていたオーナーの内田さんが、地域密着で日常に溶け込むような憩いの場を提供したいという想いから、ローカルながらも様々な人が行き交う上星川の街にオープン。「自分が美味しいと思うものを届けたい」「コミュニケーションが生まれるような商品を作りたい」という情熱を注ぎ込んでいます。特にこだわっているのは、来るたびに新しい発見がある「現地っぽい」ラフな空気感。店頭では自家焙煎のコーヒーはもちろん、季節に合わせたフードやドリンク、さらには近隣のお店の商品も仕入れて様々な楽しみ方を提供しています。地域との繋がりも深く、近隣小学校との連携で支援学級の子どもたちの焙煎体験を受け入れるなど、着実にコミュニティの一部に。今後は商店街のお祭りへの参加もしていきたいとのことで、誰もが気軽に立ち寄れるお店としての存在感がさらに高まりそうです。
■インタビュー
―オープンのきっかけは?
コロナ禍をきっかけに抽出だけでなく焙煎にも興味を持ったこと。7年間グラフィックデザイナーをしていたのですが、顧客目線でものづくりをするという意味ではデザイナーも今も変わらない魅力があります。
―店名の「壹尺」はどういう意味?
「1尺=30cm」の通り、自分の小さなキッチンスペースから始まったお店だということ。「一」の旧字体「壹」の漢字の中に「豆」が入っているのもお気に入りです。
―これまでに苦労したことは?
未経験での開業は想像以上に大変でした。オープン前の資金繰りや資料作りから始まり、日々ブラッシュアップを重ねながら現在はオープンから5ヶ月ほどです。お客さんが応援してくれたり地域のお店として認知してくれたりしていることに大きなやりがいを感じています。(店主 内田 啓太さん) -
潜入レポート
カウンターの青いタイルが特徴的。内装屋さんに数ミリ単位で修正してもらったこだわりのタイル。平日は会社勤めする奥様と二人三脚で経営されていて、撮影中もお二人揃って丁寧にコーヒーを淹れてくださるなど、終始息の合った共同作業と和やかな雰囲気が印象に残りました。
